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  • 2017.12.10 Sunday
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ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は20日、格安航空券の利用客は一番最後に搭乗することになる新方針を発表した。12月12日から開始するという。新しい搭乗方式では搭乗券に1から5の数字が印刷される。「1」はファーストクラス。格安航空券は「5」になる。乳幼児を連れた乗客や移動が不自由な乗客はこれまでどおり、優先的に搭乗できる。新しい搭乗方式についてBAは、搭乗手続きの簡素化のためだと説明している。しかし利用者のなかには、「階級制度」にもとづくもので、乗客の便宜をさらに損なうものだと批判する声もある。ツイッターでは「@scottishcringe」さんが「英国の階級制度ほど、自分の立場を思い知らされるものはないな!」と書いた。「@samvines6」さんは、「誰がこんなバカなこと考えてついたんだ? 搭乗手続きを良くしたいなら、値段じゃなくて座席のブロックごとに乗せればいい」と書いた。一方で、頻繁に飛行機に乗る立場でブログを書いているベン・シュラピッグさんは、「これは機体の種類に関係なく広く使える方法で、乗客にも理解しやすい」、「明らかにこれで搭乗方法は分かりやすくなるので、自分は歓迎する」と評価している。


 格安航空券や海外ツアーなどを販売するWebサイト「DeNAトラベル」は、Spring Japan(春秋航空日本)の航空券を3月9日から取り扱うようになったと発表した。

 Spring Japanは2012年に創業、2014年8月に国内線の成田〜広島線、成田〜佐賀線を、2016年2月に国際線の成田〜武漢線、成田〜重慶線の運航を開始するなど拡大を進めているLCCだ。今回、DeNAトラベルが業界で初めてSpring Japanの予約システムと直接連携、DeNAトラベルのWebサイトでSpring Japanの航空券を他社路線と比較検討して予約できるようになった。

 DeNAトラベルはこれを記念して、4月1日〜7月15日の期間中に出発するSpring Japanの航空券を、3月9日〜22日の期間中に購入した人を対象に抽選で、広島市内/佐賀県内の指定宿泊施設の無料宿泊券が当たるキャンペーンを実施している。


【トラベル Watch,稲葉隆司】






DeNAトラベル、Spring Japanの航空券取り扱いを開始 広島/佐賀エリアの無料宿泊券が当たるキャンペーンも

格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションは2月23日から全国のローソンおよびミニストップに設置しているマルチメディア端末「Loppi」で航空券の販売を開始した。コンビニエンスストアと組むことで幅広い消費者とのタッチポイントを増やしたい考えだ。

同社が運航する国内線ならびに日本出発の国際線(片道・往復)の航空券をLoppiで予約し、レジで決済して現金購入できるようになる。従来はインターネット販売のほか、旅行代理店や空港のカウンターなどでしか購入できなかった。

 Loppiは、コンサートや航空券、高速バスなど各種チケットを予約、販売する端末。1万1464店舗のローソン、2196店舗のミニストップに設置されている(2016年1月末現在)。


夏休みへ向けて旅行の計画を立てる時期になった。

 LCC(格安航空会社)の登場により、大手航空会社でも従来の2カ月前発売という常識が崩れ、早期購入型運賃を中心に発売開始が前倒しされたため、すでに夏休み期間の国内線航空券も発売が開始されている。

 しかし、夏の国内旅行を少しでもお得にしたいなら、LCCや新興エアラインの航空券を上手に活用することで旅行費用を減らすことができるのだ。

 まずは夏のリゾートの定番である沖縄。沖縄は大手航空会社なら割引運賃利用でも片道2万〜3万円程度が夏の相場となるが、成田発のバニラエアとジェットスター・ジャパン、関空発のピーチ・アビエーションなどのLCC航空券を5月中に購入すれば片道1万〜1万5000円程度で行ける。

 また、LCCが新規就航する奄美大島が今夏の注目スポットである。バニラエアが7月より成田〜奄美大島線を毎日1往復で新規就航することが決まった。従来は、JALの直行便もしくは鹿児島乗り換えが一般的なルートで、競合がないこともあり、夏休み期間中は事前購入型割引運賃でも片道4万円台と割高だったが、バニラエアは8000円〜の設定で、夏休み期間中でも1万1000〜2万円で販売されている。昨年より航空券価格が半額以下に下落することで、今年の夏の注目スポットに躍り出た。奄美大島ブーム到来の予感である。

 そのほか、6月27日に新規就航する春秋航空日本にも注目したい。成田〜広島・高松・佐賀の3路線に毎日各2往復で運航する予定となっている。まだ知名度が低いことから、初年度は通常のLCC相場よりも安く購入できる傾向にある。すでに航空券の販売を4月から開始しており、8月でもお盆期間中を除けば、3路線ともに片道7000円程度で購入できる。6月27日の就航前までに購入すれば、安く買える可能性が高いだろう。

 なかでも広島へは初のLCC就航となり、旅行はもちろん、中国地方への帰省にも使えるというメリットがある。あとは、6月27日に予定通りの就航を迎えられることに期待したい。


 さらに航空業界で話題沸騰中なのが、スカイマークが5月31日より羽田〜福岡線に投入する大型機「エアバスA330」。ミニスカートの制服ばかりが話題となっているが、目玉は同機の全シートに導入される「グリーンシート」。

 あくまでも普通席扱いなのだが、通常は2-4-2の座席配列を2-3-2の横7席とし、シートの前後間隔(シートピッチ)も38インチ(約96.5センチ)と、従来よりも7インチ拡大し、横幅もゆったりしている。

 夏の家族旅行において、大型シートで移動できるのは特に子連れ旅行では体の負担が軽減される。価格も早期購入型の割引運賃を使えば、片道1万2000〜1万6000円程度と、大手よりも安い運賃で快適なシートで移動できる、まさに一石二鳥なのである。

 価格の安さなどいい面の話題ばかりしてきたが、早期購入型運賃は、変更や払い戻しに制限がある場合がほとんどである。大手航空会社でもキャンセル料が50%以上の場合が多く、LCC航空券の中には、変更はできるが(運賃によっては手数料が必要)、払い戻しができないといった航空券もある。変更やキャンセルのルールをしっかり確認したうえで購入しないと、せっかく安く航空券を購入しても、キャンセルしたときなどはかえって割高になってしまうので注意したい。

 とはいえ、とりわけ夏休みなど旅行代金が高い時期にLCCの安さは魅力的。計画をしっかり立てて、今年の夏は飛行機でお得に国内旅行に出かけてみてはいかがだろう。

航空・旅行アナリスト 鳥海高太朗=文


ウォール・ストリート・ジャーナル 5月12日(月)13時12分配信



 7月のバカンスにパリに行こうと計画している人には役立たないかもしれないが、多くの航空会社でマイレージによって獲得した無料航空券を利用しやすくなっている。

 コンサルタント会社アイデアワークスのソレンセン社長は「航空会社は景気回復期に入ると通常の航空券販売が増加するため、無料航空券利用可能座席を少なくする傾向があるが、今回はそうなっていない」と語る。

 アイデアワークスはこのほど世界の航空会社25社を対象に、マイレージサービスによる無料航空券で、2014年6〜10月の間に2座席を予約できるかどうかオンラインで申し込んだ。各航空会社の設定する最低のマイレージで乗れる人気の高い中距離路線と、2500マイル以上の国内長距離路線の10便ずつについて14回、各社に合計280回の申し込みをした。この調査は毎年行われている。

 それによると、デルタ航空は若干改善を示し始めている。予約成立の比率は55%で、昨年の36%から上昇した。同社はこれでアメリカン航空と肩を並べたが、依然としてアラスカ航空やユナイテッド航空、ジェットブルーの後塵を拝している。デルタは年初から無料航空券利用可能座席数を増やしたことを明らかにしている。なかなか座席が埋まらないとき、格安航空券購入者向けに長期間座席を確保しておくのをやめ、無料航空券向けに回しているという。

 デルタのロバートソン副社長は、同社の顧客の不満リストのトップが無料航空券の使い勝手の悪さだったことを挙げ、「無料航空券に対する姿勢を多少緩めた」と述べた。

 エア・ベルリンとサウスウエスト航空はともに、すべての申し込みに対し無料航空券の利用が可能で、両社とも3年連続の100%を達成した。ジェットブルーは93%で、前年よりも改善した。サウスウエストには強みがある。同社の短距離便は便数が多く、1日当たり1つの路線に十数便が就航しており、ソレンセン氏によれば「2座席確保できなければ、どこかがおかしい」という。

 番付の最下位は、コロンビアのアビアンカで22.1%、下から2番目がUSエアウェイズで35%にとどまった。両社とも一貫して低位に甘んじてきており、ソレンセン氏は「両社にはマイレージサービスに対する出し惜しみの経営哲学がある」と話す。

 外国航空会社では、トルコ航空がマイレージを使った予約可能比率を85.7%と、前年から45.7ポイント伸ばし、上昇率ではトップとなった。同航空は、北米路線を増やすなど積極的に拡大を図っており、バスケットボールのコービー・ブライアントとサッカーのライオネル・メッシが登場するテレビ広告(CM)を流している。

 ユナイテッドは71.4%、エールフランスは51.4%で、いずれも低下した。収益率の低い航空会社は有償旅客を増やすため無料航空券向けの座席を削減することが多い。
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By Scott McCartney

今年のゴールデンウィークは日並びが悪く、長期の連休が取りづらいため、国内旅行や近場の海外旅行が人気とのこと。飛行機の空席もまだあるようで、例年と比べて比較的手ごろな価格で旅行が楽しめそうです。

 とはいえ、航空券やツアーはできるだけ安いものを探したいところ。皆さんはどんなサイトでチケットを探しているでしょうか。今回は、年に数回海外旅行に行く旅行好きだけど、ケチで航空券はできるだけ安く済ませたいSPA!編集Yと、同じく海外旅行好きのSPA!編集Fが最安チケットを探すために、よく使っているサイトをご紹介します。

【1】トラベルコちゃん(http://www.tour.ne.jp/)

 ご存じ、総合旅行情報サイト。国内外のツアー、航空券、ホテルなど、旅行に関するあらゆる検索・予約が可能。主要な航空会社や予約サイトをまとめて検索し一覧に表示してくれるので、まずは「トラベルコちゃん」で探すとラクでしょう。驚くほど安いツアーや航空券が見つかることもあるのですが、注意も必要。例えばGW中でも、4日間滞在のバンコクツアー(往復直行便)が5万円台で見つかったりもしますが、空席状況を確認すると、すでに満席となっていることも……。空席のあるツアーを安い順に探さなければならない点が、使っていてデメリットに感じます。

【2】skyscaneer(http://www.skyscanner.jp/)

 格安航空券を探したいなら、個人的にはこのサイトが一番便利です。非常に多くの航空会社や予約サイトを比較して、最も安い格安航空券を素早く見つけることができます。しかも予約状況は最新で、「リンク先の予約サイトに行ったら空席がなかった」ということがほとんどなし! 航空券だけを探したいなら、このサイトがおおいに役立つはずです。

【3】CASツアー(http://www.castour.com/)

 そして、編集Fがオススメするのが「CASツアー」。シンプルな画面で検索しやすく、非常に使い勝手が高い便利なサイト。出発予定日の前後3日の金額も表示してくれる(合計7日分!)ので、いつ出発すると安いのか、また空席が残っているかが一目瞭然! 検索対象はJAL、ANAはもちろんのこと、格安航空会社も入っているため、安いチケットが探せるはずです。

【4】momondo(http://www.momondo.com/)

 そして最後に、旅行好きの間で「一番安い航空券が見つかる!」と知られている「momondo」。日本語非対応のため英語に自信がないとちょっと心配ですが、【1】〜【3】のサイトよりもさらに安いチケットが見つかることがあります。例えば、GW中のある日程でskyscaneerで検索したところ、東京〜バンコクの直行便(往復)が75000円ほどだったのに対し、momondoで検索すると367ユーロ、およそ52000円のチケットが見つかるという結果に!

 これまで実際に使ってみて、値段の安さと使いやすいさなどから、オススメのサイトを4つ紹介しました。これから旅行の予定を立てる方は、「GWだし、もう出発日も迫っているから安いチケットはない」と諦めず、格安チケットを見つけてください! <取材・文/SPA!編集Y>

2012年末から急速に円安が進んだことを受け、私は「旅行業界は、円安で海外旅行客が減って、業績が悪化したのではないか」という仮説を持っていました。ところが実際は、主要旅行会社の旅行取扱額は昨年春以降、増え続けていたのです。
旅行業が好調である背景には、いくつかの理由があります。今回は、旅行業界全体の動向に加え、海外旅行大手のエイチ・アイ・エス(以下、HIS)と業界2位のKNT-CTホールディングス(以下KNT、通称は近畿日本ツーリスト)の財務内容を分析します。そのうえで、旅行業の先行きを見極めるポイントについて解説していきます。
■ 旅行取扱額は国内外とも好調、外国人観光客も増加

観光庁が主要旅行業者57社の旅行の取扱額を集計した「旅行取扱高」(下表)を見ますと、2013年5月から増え続けています。私はこの統計を見る前、円安が進んだことで、日本から海外に出て行く旅行者(アウトバウンド)が減り、旅行業の業績は悪化しているのではないか、という仮説を持っていました。実際は、どうだったのでしょうか。もう少し詳しいデータを見てみましょう。

観光庁が発表した2013年12月の「主要旅行業者の旅行取扱状況速報」によると、海外旅行の取扱額は、前年同月比107.2%、外国人旅行は同比104.0%、国内旅行は同比108.2%と、いずれも増えているのです。 ただし、募集型企画旅行の取扱状況を見ますと、確かに取扱高はいずれも前年同月より増えていますが、取扱人数という点では、海外旅行が前年同月比98.8%と若干減少しています。

 その一方で、外国人旅行は、取扱高自体は少ないものの、取扱人数が同比142.0%まで増加しているのです。

 以上のことから、円安の影響で外国人観光客が急増したわけですが、取扱高は微増となりました。一方、日本から国外への海外旅行者は微減しましたが、取扱額自体は少し増えたというわけです。

もうひとつ、注意点があります。2012年末からの1年間で20%近く円安ドル高が進んだにもかかわらず、海外旅行者は微減にとどまったということです。

■ 海外旅行があまり減らない2つの理由とは? 

 この理由は、2つあると考えられます。ひとつは、現在、団塊世代の定年退職者数がピークを迎えつつあるということです。そこで、「退職金をもらったから、健康で動けるうちに旅行に行こう」と考える人が増えていると思われます。

 もうひとつは、景気回復や、株高や不動産価格の上昇により資産額が増えて、消費が促される資産効果の好影響が出ているのではないかと考えられることです。ちなみに、旅行業に関しては、消費税増税前の駆け込み需要はほとんどありません。旅行は買いだめることができないからです。ただし、料金が安いうちに行っておこうというインセンティブは少し働いた可能性はあります。いずれにしても、4月以降は消費税率上げもあり、給与が上がらない限りは、消費が減ると考えられますから、旅行にどのような影響が出るかは興味深いところです。

 また、円安や団塊世代の退職という2つの要因は、国内旅行の取扱高・取扱人数をも押し上げました。

 以上が旅行業の現状です。では、実際のところ、旅行各社の業績はどのように推移しているのでしょうか。HISとKNTの決算内容を分析してみましょう。

■ HIS、KNTとも、業績は好調

 まずはHISの平成26年10月期 第1四半期決算(2013年11月〜2014年1月)から見ていきます。HISは海外・国内旅行ともに取り扱う総合旅行会社ですが、国外への格安航空券の販売や海外パッケージツアーなどの商品を主力としていることから、海外旅行の取り扱いは業界1位となっています。ですから、円安が進んだことでどれだけ海外旅行取扱額に影響が出たか、わかりやすいのではないかと思います。

損益計算書(7ページ)から収益を調べますと、売上高は1083億円から1223億円まで12.9%伸びています。ただ、円安の影響などから、売上原価は878億円から989億円まで12.7%増え、営業利益は32億円から40億円までの増加となりました。

もう少し詳しく見てみましょう。2013年12月単月の「主要旅行業者の旅行取扱状況速報(NO.1参照)」の「各社別内訳」によりますと、HISの海外旅行の取扱額は前年同月比116.4%。外国人旅行の取扱額は、同比259.0%。国内旅行は同比128.5%。全体で同比117.8%となりました。やはり円安の好影響から、外国人旅行の取扱額が、規模自体はそれほど大きくないものの、大幅に増えていることがわかります。また、国内旅行が大きく伸びていることにも注目です。HISは順調に業績を伸ばしていると言えるでしょう。次に、KNTの業績も見てみましょう。同じ資料にある「KNT-CTホールディングス(9社計、NO.2参照)」を見ますと、2013年12月単月では、海外旅行が前年同月比100.7%、外国人旅行が同比129.3%、国内旅行が同比107.3%。そして合計が同比105.7%と、HISほどではないものの、いずれも伸びていることがわかります。ちなみに、KNTを旅行部門に連結した近畿日本鉄道の平成26年3月期 第3四半期決算(2013年4〜12月)のセグメント情報(3ページ)を見ますと、「ホテル・レジャー」のうち「旅行業」の営業収益(売上高)は3261億円(前年同期比174.2%)と大幅に伸びています。 以上のことから、大手旅行会社2社の業績は、伸び率に少し差があるものの、旅行業全体の動きと同じく好調だと言えます。

■ 旅行業の見通しを見極める、4つのポイント

 このように、旅行業は今のところ好業績を維持していますが、今後はどのように推移していくのでしょうか。見極めのポイントは、大きく分けて4つあります。

第1に、中国の経済と反日感情の動向です。日本政府観光局(JNTO)が発表している「国・地域別 訪日観光客数(暫定値)」の2013年12月のデータを見ますと、外国からの観光客のうち、アジアが全体の約80%を占めており、その中でも中国からの観光客数が前年同月比185.3%増と大幅に増加していることがわかります。 これは、中国の富裕層が増えていることに加え、2012年の尖閣国有化に伴う反日デモでピークに達した反日感情が民間のレベルでは落ち着いてきたことが、大きな理由だと考えられます。

 逆に言いますと、今後、中国景気が悪化したり、尖閣諸島の問題が再燃して反日感情が高まることがあれば、日本の旅行業は大きなダメージを受けるおそれがあるということです。今は中国のシャドーバンキング問題もくすぶっていますから、こちらのニュースも併せて注意することが大切です。ただ、私は、中国の景気は、短期的には維持されるのではないかと考えています。

第2に、円相場の動向です。円安が進むほど、中国のみならず欧米や東南アジアからの観光客が増えると期待できます。たとえば、ドル/円レートは2012年末から1年間で約20%も円安が進みましたが、これは米国人からみると、日本での宿泊費や交通費がそれだけ安くなったということです。この影響は非常に大きいでしょう。

 ドル/円相場は、今年に入ってから現在(4月22日現在)にかけて、ほぼ1ドル=101〜104円台で推移していますが、今後はどこまで円安が進むのか。この点が注目ポイントとなります。私は、中長期的には、シェール革命によって米国の貿易収支が改善し、さらには、エネルギーコストが下がることなどから、米国経済のファンダメンタルズ(基礎力)が改善し、円安ドル高が進むのではないかと予測しています。

第3に、欧米景気の動向です。先ほども触れた「国・地域別 訪日観光客数(暫定値)」を見ますと、アジアだけでなく、欧州や米国からの観光客も少なくはないですから、欧米の景気にも注意を払うことが大切です。 今のところ、米国経済は堅調に推移しており、欧州経済も小康状態となっていますので、世界経済は少しずつ回復に向かいつつあると言えます。ただし、ウクライナ情勢などの火種がありますし、ギリシャ危機に端を発した欧州債務問題も根本的に解決したわけではありませんから、油断はできません。

 第4に、日本国内の景気、特に、アベノミクス効果がいつまで続くのかという点です。正直なところ、私は、アベノミクスはすでに息切れしつつあるのではないかと感じています。

 昨年4月以降、異次元緩和によってマネタリーベース(日銀券と日銀当座預金残高の合計)が急速に増え続けています。こうして増えたおカネが企業や個人に貸し出されなければ、景気はよくならないわけですが、肝心の「銀行計貸出残高」や「M3(現金通貨と民間金融機関の預金の合計)」の増え方が鈍化し始めているのです。

 アベノミクスが本格的にスタートしてから1年が経過しましたが、この間、異次元緩和によって円安が進み、それが株価の上昇をもたらしたことで景気が回復してきました。ところが、今年に入ってから株価の伸びは止まってしまい、2014年4月11日には、日経平均株価は1万4000円を割り込んでしまいました。これは2013年12月に付けた直近の最高値(終値ベース)である1万6291円よりも2割近くも下げたことになります。

 以上の点から、私はアベノミクス効果が薄れ始めたのではないかと感じるのです。そのうえ、4月から消費税率が引き上げられましたから、このままでは、国内景気を牽引してきた資産効果がしぼんでいくのではないかと危惧しています。

先ほど見ました「主要旅行業者の旅行取扱状況速報」によると、全体の取扱額のうち、60%強が国内旅行で占められますから、国内景気の動向は旅行業に大きく影響しますし、逆に国内の観光地などの景気に大きな影響を与えます。 以上の4点と併せて、旅行会社の決算に着目するとよいでしょう。

エイチ・アイ・エスと、近ツーを分析する

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