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  • 2017.12.10 Sunday
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訪日外国人旅行客やビジネス出張の増加で、大都市圏や主要観光地のホテル・旅館は活況だ。「前日予約なら安く泊まれる」のは昔の話。お得に泊まれるすべはないのか。ホテル関係者に聞いた。(日野稚子)

◆簾、風鈴、行燈…

 ホテルや旅館には客室使用料の基本価格があるが、季節や周辺でのイベントの有無を見て、値引き率を決める。航空券価格が変動するのと同じと考えれば分かりやすい。正月やクリスマスは値引きはしないが、閑散期は稼働率を上げるため、大幅値引きをする。しかし、外国人の受け入れ能力の高いホテルは「稼働率が上がり始め、満室になることも増えた。素泊まりで、数年前と同じ割引率になることも減った」と打ち明ける。

 国内旅行者はどうすればいいのか。別のシティーホテルの担当者は「宿泊プランをしっかり見てほしい。1人客やカップル、家族連れなどターゲット層を決めて組み上げている。プレゼントなどの特典や部屋のグレードを含めて比較すると、素泊まりより割安な場合が多い」と言う。

 東京・台場のホテル日航東京(東京都港区)が4〜6月の期間限定企画として打ち出す「江戸繚乱(りょうらん)ルーム」。レインボーブリッジを望む窓に手編みの江戸簾(すだれ)がかかり、壁に風鈴や行燈(あんどん)が飾られている。畳敷きの一角にはちゃぶ台が置かれ、洋室なのに江戸文化の美意識が伝わる装飾だ。「滞在を最大限満喫してもらいたい」(企画担当者)と、東京産の野菜を活用したコースディナーがルームサービスで届く。

 朝食なしの1泊1食付きで、最低価格は2人で4万7千円(東京都宿泊税別)、4人なら8万円。金額だけ見ると高いが、通常時の1泊客室料金は17万8200円で、企画担当者は「食事も付くお得な企画」と言う。

 グランドプリンスホテル高輪(同)が6月1日からスタートする「家族だんらん和室ステイ」は1日3室限定で、高齢者や乳幼児のいる家族がくつろげる和室を提供する。1人1泊の最低価格は7150円(6人利用)〜1万3350円(2人利用)で、電話でも予約が可能だ。

 ◆限定プラン

 こうした宿泊プランはホテルごとに売り出し方も異なるが、最近増えているのがホテルの公式予約サイト限定のプランだ。

 そのうちの一つが東京・芝公園の芝パークホテル(同)の「夏休み超超早割★1日1組限定の激安価格! 1名朝食付きなんと3000円!」企画。

 7、8月の2カ月限定で、7月分は今月12日に売り出し、数日で完売。8月分は6月2日午前10時に販売開始だが、ホテル公式サイトからしか申し込めない。

 「旅行関連サイトから宿泊プラン予約ができても、ホテル公式サイトの方が特典が多かったり、同じ日なのに価格が安かったりすることも多い。どのサイトよりも安いと最低価格保証を掲げるホテル公式サイトもある」(都内ホテル関係者)。お得に使うならホテル公式サイトで確認する手間を惜しまない方がよさそうだ。

 ■予約ポータルも使いよう

 自社でホテルの現地状況を確認するなど、安全面や施設設備に独自の基準を設ける宿泊予約サイトが「一休ドットコム」だ。外資系や有名シティーホテル、高級旅館のほか、女性1人でも安心できるビジネスホテルもあり、計2410施設(今年3月末現在)を取り扱う。同サイトの名物が数日間の「タイムセール」で、ホテル公式サイトの販売価格より安いこともある。

 運営する一休(東京都港区)の広報担当者は「稼働率100%を目指して早期予約客を優遇したいホテルが、宿泊予約サイトと組んだ『サイト限定』企画で、バーゲン価格になる。他社サイトも似たような仕組み」と話す。既に夏休み以降の予約も始まったが、「訪日外国人が増え、宿泊日直前は客室は出にくい。国際会議やイベントがあると利便性の高い主要ホテルは完売するので、予算と折り合いが付くなら早めに決めた方が無難」。


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